2018年11月9日金曜日

【研究に役に立つ情報~健やかなる時から病める時まで】

健やかなる時から病める時まで、研究に役立ちそうな情報をまとめました。
本のリンクや、ブログの記事等、多岐にわたるリンクを張っています。
上の方が健やかなる時、下の方が病める時にむけた記事です笑。

仕事(研究)を進める
プレゼン、文章の書き方はこちら
20年間ずっと毎年2億円超の研究費を獲得されてきた、河田聡先生の著書。前の演者の話を前座に使うとか、タイトルを書くときは大切な順に並べよ等、大変参考になります。
日本語文章の作り方。元新聞記者の本田勝一氏が紹介する、わかりやすい日本語文章の作り方。
学振申請書の書き方のコツ。DC1→育志賞→学振PDの経歴を持つ、大上雅史さんの著書。実はスライドシェアでも公開されてるんだけど笑。学振特別研究員になるために~2019年度申請版
ネイティブスピーカーの某先生が推薦する英語文法の教科書。
競争の中で、勝つための考えから
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最初、入口の段階では才能も重要である。トップになるような人たちは、もともとできる素養があり、その中でトップを目指す時に、「根性」が要求されたということ。
最初は楽しいんだよね。だけど実力が上がって、上の世界で勝つためには、本当に楽しいことを勝ち取りたいなら、楽しくないことも延々と繰り返すことになると思う。プロはそういうとこだから。
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「成長実感がある」と「成長している」は別なのだ。むしろ、成長実感があるうちは、真に成長しているとは言えない、と言っても良いかもしれない。なぜなら、「成長実感」を一番得やすいのは、初期の頃、素人に毛が生えはじめるときだからだ。
試行錯誤しながら、「自分のなりの」成果のあげ方を見つけることは大切だと思います。
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どんな仕事にも使える、普遍的な「成どうすればsごとで成果をだせるかの考察記事。
堅くなりすぎないのは大事。やらない自分を責めず、とりあえず動くほうが早い
兵法は孫正義氏やスティーブジョブズ氏の愛読書だったりで、お勧めです。勝負事に限らず、ビジネス書や生き方を考えるうえでも参考になると思います。
例えばこちら。
手を抜くとか怠けるのも大事なんだよ
完璧を目指すより、多少雑でもアウトプットを早く見せたほうが周りは信用してくれる
人に良し悪しを決めてもらうのではなく、自分で持てることが大事です
研究にはコミュ力は凄く大事です。ホウレンソウほか、仕事系は当然として、仕事系以外では、初対面に近い状況で友達を作るスキルは、共同研究や査読等、数字に見えないところに影響する大切な能力です。決して水商売とは違いますが、一回り以上年の離れた諸先輩方や凄いスキルを持っている人たちに気持ちよく話してもらって、ノウハウをもらうのも能力のうちだと思います。
恋愛も大事です。公私ともにうまくやることで、マルチタスクになれましょう。研究しか視界に入らない人には周りがついてきてくれません(上司の立場になったとき、あなたの部下になる人の大半が普通の人です。超人の後ろをついてくる人はごく一部です)。自分ひとりでやる分にはいいかもしれませんが、多くの場合研究はチームでするもの、人を指導するとき、仕事しかしていない人間の声は届かないことが多いと思います。それから、ちゃんと恋愛せずに年をとると、薄っぺらいうわべの嘘に騙されたりしがちです。

彼氏にガールズトークすると別れる!?男が女子会参加して思ったこと_#170
https://ofuro-wa-shifuku-no-hitotoki.blogspot.com/2018/10/blog-post_31.html
京科学者のキレイになる実験ほか_ブログ内神庭研究室
研究指導について
随時加筆していきます

研究に迷ったら
研究室配属後に外もみよう。特に、方針に疑問を感じたとき
能力以上に、環境が大事だと思う。どんなに高い能力があっても、使えなきゃ何もできないからね。

研究でも、言ってることを否定/肯定するのと、人を否定/肯定することは違います。どんなに優秀な/ひどい人だとしても、何を言っているか中身を見ず受け入れる/拒絶するのは研究ではやめてください。イエスマン/天邪鬼ではなく、自分の意見を持ちましょう。そして、その意見に責任を持ちましょう。
好きを仕事にすることについて
僕の記事から。人生をかける覚悟があるなら仕事、ないなら趣味でやるといいという話

NT京都2018_プロとしての仕事と趣味は同じ本気でも方向が違うと思った_#64
https://ofuro-wa-shifuku-no-hitotoki.blogspot.com/2018/04/nt2018.html
京科学者のキレイになる実験ほか_ブログ内神庭研究室
結果に対して、正解があると考えるのは研究向きではありません。答えの見えないところから答えを見つけるのが研究です。特に、プロセスを全て上に考えてもらっては成長しません。しかし、優秀な上司ほど、口答えせず言う通りに手を動かすほうが成果がでます。僕としては、自分の答えを用意した状態で、上と話す(査読してもらう印象)のが良いと思います。反対に、自分が上司の場合、部下を手足に使うのではなく、きちんと自分で考えるように導くことが大切だと思います。

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学生実験は「上手くいくのが普通」、研究は「上手くいかないのが普通」。つまり、毎日毎日、朝から晩まで、失敗を重ね続けることになる。当然、失敗を糧にして改良・改善をするけどね、そう簡単にはいかない。マジで精神的に参ってしまうのでは、と思ってしまう。このプロセスに馴染めない学生は、研究をやるのに向いていない。
業績の数や質より、これまでやってきた実績から作られる信用を周りは見てるんじゃないの?
プロは実力よりも信用で仕事をしていると思う_山口達也氏の事件は対岸の火事ではないと思う件_#83
https://ofuro-wa-shifuku-no-hitotoki.blogspot.com/2018/05/83.html
京科学者のキレイになる実験ほか_ブログ内神庭研究室
業績至上主義を悪い方向に考えないで。いくら成果社会であっても、業績だけで評価しているわけでもないと思います。投資家目線で言うと、雇う側やお金を出す側は、成果がある人ではなく、自分たちに成果をもたらしてくれる人を求めています。もちろん、足切りされないレベルには成果が必要でしょうが、ある水準以上だと、必ず中身をみられると思います。もし、成果が過小評価されているようでしたら、結果が足りないのではなく、その良さを認知させてない場合は、研究、開発サイドでは良くあることだと思います。このような場合、実力(実績)不足というより、営業、マーケティング不足でしょう。

良いものを作っても評価されない?技術ベースで走ったときに陥りがちな貞操感?_#125
https://ofuro-wa-shifuku-no-hitotoki.blogspot.com/2018/07/125.html
京科学者のキレイになる実験ほか_ブログ内神庭研究室
才能の議論を前に、まずちゃんとやったか。本気で努力したと言い切れるか。才能以前に、やってない人間が勝つことはあり得ない。
他人と比べず自分と比べよう
比較するより自分のことに集中しましょう
自分のことに集中した結果の僕の実体験から。修士業績0だった僕が博士課程に進み、学位取得後、ポスドク1年目での科研費採択のエピソード。
評価されなかった人が逆転勝ちする戦略_僕はウサギではなくカメを目指した_#21
https://ofuro-wa-shifuku-no-hitotoki.blogspot.com/2017/10/21.html
京科学者のキレイになる実験ほか_ブログ内神庭研究室
これも僕の実体験から。上のエピソードの前に、大学時代部活で「負けた」と思ったこと、二度と同じ方法で負けないように、どう考えてきたか。

脱、敗者のメンタリティ@次、勝つために僕が負けて捨ててきた考えをあげてみる_#112
https://ofuro-wa-shifuku-no-hitotoki.blogspot.com/2018/06/111.html
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地獄をみたから、僕は同じ状況で保身したり現実逃避する人に厳しいのかな
あ余計なプライドなんて捨ててしまいな、そのほうが強いよ
例えうまくいかなかったとしても、立場が弱い相手に当たるのはいただけません。八つ当たりはみっともないです。責任は自分で受けましょうね。

学者の立場でいじめは無益だと言い切ってみる_#32
https://ofuro-wa-shifuku-no-hitotoki.blogspot.com/2017/11/blog-post_30.html
京科学者のキレイになる実験ほか_ブログ内神庭研究室
相手が変わっているからと言って「自分が上だ」という態度をとるのは違うと思います。変わっていることは、劣っていることと異なります。

必要以上に主導権とる人は嫌い_普通ではないと思ったからといって、上から目線なるのは違くね_#172
https://ofuro-wa-shifuku-no-hitotoki.blogspot.com/2018/11/172.html
京科学者のキレイになる実験ほか_ブログ内神庭研究室
辛さは他人と比較するものじゃない
お金と集客の仕組みから
お金の話と、資産、キャッシュフローに対する考えか方
随時加筆していきます

失敗した人の見た景色
研究を断念した人の気持ちから

テクニシャンと研究者は別の話です。もちろんテクニシャンには優秀な人がたくさんいますし、研究者より劣っているわけではありません。しかし、手を動かすだけ(実験等の作業をするするだけ)の人は、研究者ではないということです。
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大学院重点化政策の結果、大学には、肩書は博士だけど全くそれに値しない人がかなり混じっています。研究能力の個人差は30代頃にはかなり明確になりますから、周囲からの認識がテクニシャン(実験スタッフ・テクニカルスタッフ)であることを当人も自覚している場合がほとんどです。
随時加筆


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