2017年11月30日木曜日

学者の立場でいじめは無益だと言い切ってみる_#32

いじめについて、悪いことだとかなくそうとかよく言われてますね。
弱いやつがやることだって主張はあまり見ないなと思って一石を投じてみよう。
僕はいじめは最も格好の悪い時間の無駄だと思う。最強の防ぎ方は褒めること。


ぶっちゃけ、学者の業界をみていても、こういう話は聞くし、
僕自身、されそうになった(ただし追い返したが)ことがあるので書いてみる。
あくまで、その道のプロとしてではなく、経験則ですが。。(いじりはOKいじめはダメ)
はじめに、、
まずはいじめって何だ?とういことでウィキペディアを参照すると、
いじめ(苛め、虐め、イジメ英: Bullying)とは、「肉体的、精神的、立場的に自分より弱いものを、暴力や差別、いやがらせ(被害者が精神的な苦痛や不快感を感じるすべての行為)などによって一方的に苦しめること」である」とある(1)

僕はそれに加えて、別の方向に着目しています。
いじめをやったこともやられたこともある立場から言うと、
いじめとは「承認欲求の足りない人間が他者を虐げて行う迷惑な自慰行為」、
充分認められてない人が立場の弱い人に八つ当たりして自己満することだと思います。
いいかえると、いじめをする人は、
「現状に満たされていない、自分より恵まれてる人の影をみてる」。
それを認めたくないので、努力する代わりに自分より弱い相手を探すのです。
弱い、これでは足りないと自分で思っているから、より弱いと思う相手を虐げる。
満たされてないから、他者を虐げて満たされたつもりになる。
そうやって虐げてみせることで、自分は立場の強い人間だという主張なのだと。
一方で、根本が解決することはないので、どれだけやっても満たされない
相手の理不尽な自己満を受け入れる必要ないので、まともに相手をする必要ないかと。
いじめをやるのも戦うのもやられるのも無益だと思うのですよ。


弱いと思っている人に当たっている間に、周りは努力します。
格上には差を広げられ、同格に置いて行かれ、格下と見ていた人に追い抜かれかねない。
これ以上にない情けない負け方だと思うのです。
僕はいじめをする=私は弱い、ダメだと言っているように思います。
どんなに親しい人に言われようと、僕はいじめに加担するつもりはないです。
(過去に関わったことがある人間として戒めを込めて)
いじめをするということは時間の無駄であり、恥を晒しているのだと僕は思います。
僕がいる集団で見つけたら、注意と無害化を試みてもやめないなら、
いじめる側に「お前弱いだろ、これ以上恥を晒すな」と言うと思います。

何かに打ち込んでる人はより強い人になろうとしているわけで、
自分より弱い人を見下す時間があれば、より強い人を超えようと考えます。
実力でやって見せることができるなら、あえて立場の弱い相手を引き合いに出さない。
自己主張するために他者と比較することがそもそもの間違いだと思います。

ちなみにいじめといじりは明確に違うと思います。
いじめは相手を見下したり否定したり相手を低く見る行動で、承認欲求が足りないせい。
いじりの場合承認欲求関係ない。いじりはごく普通のやり取りの一環だと思います。
いじる場合って立場の上下は関係ないんですよね。相手が上でもいじりますし。
いじめは、明らかにいじめる側が自分(達)のほうが上だってマウンティングします。
僕はいじる/られるのは良いけどいじめは拒絶します、周り含め。


やる側へ、
いじめは時間の無駄だから今すぐ別の事をしてください。
・目標に向かって努力する
・遊ぶ、趣味をたしなむ
・一人で、友達、恋人、家族等と楽しい時間を過ごす
・休む
いじめに使う頭、力、時間があれば、別の事に使うほうがずっと有意義ですよ。


いじめや人格否定が指導だと思う方へ、
否定するなら言動を否定してください。それなら指導の範疇です。
叱るとか指導は相手の事を考えてやることで、相手を否定することではないと思います。
むしろ未来の相手に見込みがあるからこそ、今の言動を注意しているということです。
人格や人間を否定するのはやる側の自己満で越権行為。暴力は八つ当たりだと思います。
〇今したことはだめなこと。でもそれをやったからと言って自分のことを否定しないで。
×こんな失態をするなんて、お前はダメな奴だな。→言う側の自己満。
他人を否定して悦に浸るのは品性を損ねるだけです、みっともないし時間の無駄です。
ダメな行動は多かれ少なかれ皆すると思いますが、
根本がダメな人はいないと思いますよ。
人格否定する人へ。あなたはその人の未来が見通せるというのでしょうか!?


陰険な嫌がらせをする人へ
無視、陰口、妨害、左遷から、器物損壊まで、相手に実害を出したら犯罪です。
愚痴を聞いてもらうのは有意義なので推奨しますが、他人を嫌がらせに巻き込まない。
人を悪く言うだけなら構いませんが、実力行使は同意をもとめず一人でやってください。
見てないところで人を傷つけるのは論外です。
隠れていたら反撃されないと考えるのは大きな間違いです。

僕はやり返される覚悟がない人間が心の底から嫌いで、
やり返されないと思った相手に対してだけ、非道なことをする人間はゴミ扱いします。
これこそ愚の骨頂、無駄の極みだとおもいます。
僕なら、実害が出た時点で反撃されることに同意したとみなします。
実害を出されたとき、反撃して相手に逆切れされたら、締めるでしょう。当たり前です。
そのときはドSスイッチ入れていいと同意したと解釈します。
僕なら、泣くくらいでは責めるのを止めませんが何か?目上や女でもです。
とはいえ、ちゃんと相手の言い分もきいて、一理あるなと思えば叩きませんよ。
そうではなく、相手が悪いときに一方的に理不尽を押し付けられたと思えば、
戦意喪失するまで追い打ちしたくなります。
せめて「私が悪かった、ごめんなさい、もうしません」って態度になるまでは。
相手のプライドや、心を壊してはいけない理由がないと思うし、
自分がやったことと同質の反撃をされたとして、文句を言う立場にあるのでしょうか?
縁起とかうわべで切り抜けようとされても、こういう追い打ちすると思います。

部下や後輩の(場合によっては同僚や目上や先輩含め)手柄を横取りするのは
立派ないじめであり嫌がらせだと思います。
上司、指導者として、自分の部下にあたる者から手柄をとったら
チームの士気が下がります。こういう人はリーダーの素質がないと思います。
正当な評価で公平に決めるべきところで、えこひいきがあっては問題です。
冷遇された部下たちのやる気がそがれます。チームのためにならないと思います。
なお、部下を自分(達)の所有物のように使うのもアウトだと思います。
必要以上のご機嫌取りは越権行為、拒否していいでしょう。
そういうのを拒んだからといって嫌がらせをするのは人として間違っていると思います。

出る杭を打つ人へ
実力で勝ちに行ってください。
出る杭はどんなに打っても次々でてきます。
出る杭側から見れば、打ちにくるということは自分より弱いのかと、舐められる一因。

力の誇示
弱いと思う相手に自分の力を誇示するのもみっともないです。
教えてあげるなら良いことですが、自分のアピールするのは格好悪いと思います。
自分を大きく見せようとするとむしろ小さく見えます。
自分の縄張りとか懇意にしてくれる人に横暴な態度をとるのも同じです。
等身大でいるほうがむしろ大きく見えます。
人間のランク付けはしないほうがいい。するなら能力や言動で。
要するに、格が高い/低い人はいないけど、格の高い/低い言動はあると僕は思います。
繰り返しますが、自己主張に他者との比較は必要ないですよ。



予防法1
やる側サイドは書いたので、これ以降はやられる側。
いじめが承認欲求からきてるのだとすれば、
相手の承認欲求をこちらから満たしてしまえばいじめは止められる
僕は物怖じできないタイプで、長いものに巻かれないタイプなので、
所謂下っ端ポジションにいるときは凄く生意気に見られるわけです。
そこで喧嘩してしまうのは凄くもったいないと思います。

生意気のまま、下手に出ないで仲良くなるコツですが、
認めるんです、褒めるんです、相手を。
自分を認めてない相手に生意気な口を聞かれたと思うと、見下されたと思うんです。
相手に自分が見下しているように見せないというのは凄く大事です。
自分を認めた相手なら、生意気でも優秀でもかわいいんですよ笑

簡単です。
相手が自分より優れている部分、特に相手の得意なことや好きなことを聞く笑
自分も相手も、お互いに強みが違って当たり前、上位/下位互換はまずないでしょう。
ただし、媚びたりお世辞を言うのはダメで、対等な人間関係を目指しましょう。
(何度も繰り返す言葉、対象があれば、コンプレックスを含むので褒めるねらい目笑)

結局、どんなにあなたが優秀でも、周りはあなたがどれだけ優秀かより、
自分の事を認めてほしいと思うんですよ。
自分に嫌がらせしそうな人、僻むタイプ等に、こんなふうに言ってみましょう笑
~さんの〇は凄い、素敵、ですね、憧れます。(褒める&自分もそうなりたい)
いきなり~さんのようにやるのは難しいので、なにかコツを教えてほしいです(謙遜+)
→できたら~さんのおかげです、ありがとうございます。(上手くいく度に報告&お礼)
できればこのプロセスを人の見ているところで!名前よんでほめるのは凄く大事。
そうすると相手の事実上の教え子のポジションに入るので、凄く悪く言われにくいです笑
喜んで向こうからいろいろ教えてくれますよ笑
僕はこのスキルを爺殺しと呼んでいます笑
いじめの予防線としては最強だと思います笑(そうじゃなくても強いですが笑)



予防法2
孤立するな!
とにかくたくさんの仲間をつくりましょう!
同世代、年上、年下、同期、目上、目下、関係なく仲間に入れましょう。
友達の友達はいじめられにくい、というか悪く言われにくいです。
一般に、人望がある人は叩かれにくいです。
いじめる人の仲間と仲良くなってグループを分断する
分断工作等もよいでしょう。

陰険なタイプのいじめは、いじめられる側を孤立させ、追いこんでいくもの。
逆に言えば、仲間がたくさんいる人は孤立させられないし、
返り討ちに会うリスクが高まるので嫌がらせはできなくなっていきます。
(そういう場合は、無視とか、左遷だとか、そういう手を打ってくる場合がる)
見かたにはならなくても、不用意に敵をつくらないのが凄く大事です。
中立でもいいから、自分を悪くいう側の人をむやみに増やさない。
(かといって、変に気に入られようとするのは逆効果)

トイレだとか裏通り、個室、密室より人がたくさんいる場所へいきましょう。
喧嘩するなら裏でこそこそじゃなく、皆が見てる前で堂々と。
こちらが悪いことしてないのなら、隠れる必要がないと思います。
いじめ系の嫌がらせをされそうなときは、他の人がいるところまで逃げるか
他の人を呼びましょう。
第三者の目が入るだけでもブレーキになるし、
自分サイドの人なら助けてくれるだろうし、相手サイドだとしても
そのひとがどの程度いじめサイドに立っているか見えます。


特に見下した発言をする相手と戦うのに、複数仲間を連れて行くやつは恰好悪い。
自分より弱いと思う相手に対峙するならタイマンしろ(言葉だけでもそう)
僕なら、じゃあお前が一人でこいよって思いますし、実際そういい返します。
意見ひとつ言うのに群れなきゃ言えないって何?って思うしたぶん僕は口にでます笑。
(警察が犯人を取り押さえるような場合は被害を小さくするためで、この件とは違う)



いじめに発展する前に、芽を摘み取る
まずは、上で述べるようにそもそもいじめられやすい状況を作らない。
次に、相手にしない。
いじめは、戦う側からしても無益極まりない。
要するに、自己満の八つ当たりをされてやる理由はないし、
その相手をするのは時間の無駄でしょう。
対等な人間関係は素晴らしいと思いますが、歪んだ関係は拒否していいと思います。
承認欲求が足りたない事が多いので、逆にいじめかえす等は黙らすだけなら有効です。

まず、相手有利な理不尽な関係を許さないこと。
例えば100円を勝手に使われるとかしたら締め上げてください。
100円を使われるのは大したことないですが、
許可なく勝手に使うのはたった100円であっても問題、ここは許したらだめ。
これを許したら、相手に主導権を渡したことになるので。
このような、理不尽な力関係を押し付けてきたときは、その場ではっきり拒絶する。
え、それくらいいいでしょ?→ダメです。ここで詰めます。
これを許したら相手は似たようなことをやっていいと解釈したりする場合があるので。
許しているうちにもっとひどいことを平然とやるようになったり。
借金をひとから無心するタイプがこんな感じ。だから最初に詰んでおくのが大事です。
ちなにみお金の場合は僕は最初は少額しか貸しません。
僕の納得のいく理由がなければ、一度貸したお金が戻るまで次は断ります。
特にギャンブルや貢いでお金がないとか言ってる人に手を差し伸べたくありません。
まわりにも聞こえるようにダメものはダメと言っておく方がよいと思います。
そのほうが助けてもらえる可能性が増えるので。

いじめとたたかう場合
ここからは、できれば避けたいけど戦わないといけない場合の話
いじめには主に2タイプあると思います。
・暴力(殴る蹴るなど肉体的なものと、言葉の暴力、パワハラ等権力の濫用など)
・陰険(見てないところで悪口や嫌がらせ、物をこわすとか)
暴力型は、いじめ対象よりいじめる側の力関係が強いと思っている場合
前者は感情の赴くままに正面からやつあたりしてくるイメージ。

暴力型はわかりやすいですね笑
そりゃそうだ、黙らせたければ実力行使が手っ取り早い。
相手のほうが強ければ(力や立場)、やり返せないよねと言う話。
暴力型はやられている演技をしながら証拠を集めて訴える等の対策が良く効くでしょう。
手出したらそれが証拠、「訴える」、「通報」、「報告」等、
証拠をそろえて周りに相談して、いじめる側を引き離すイメージでしょうか。

陰険型は、いじめ対象よりいじめる側の力関係が弱いと思っている場合に多い。
後者は正面からやると負けるので横や後ろから不意打ちしてくるイメージ。
陰険型には、あえて相手に情報を教えないで被害をこうむらせたりといった
やり方もあるので、そういう場合は証拠を第三者(相手の目上等)にぶつけましょう。
なので、陰険型のいじめは、やる側は自分より弱いことを自覚してる可能性大。
陰険型には胸倉をつかむとか、怒鳴りつけるとか、実力行使を匂わすのが有効でしょう。
それ以上は越権行為、これ以上やるとどうなるかわからせようか?と。

いじめを考えるような相手は、反撃されることを想定していない場合が多く、
思った以上に強い反撃をすると諦めることがあるでしょう。
やり返される覚悟がないなら最初からやるなよってとこだと思います。
いじめのような方法を取られそうだと思ったら、早い段階で強めに注意すると、
その後のいじめ的行動をけん制できることがあるのでやっておいて損しないと思います。


面倒なのは組織、グループによるいじめ。

人のグループと喧嘩するなら、僕だったらボスを叩きます。(それでも犯罪はダメ)
大抵こういうグループには序列があり、仕切っている奴がいます。
ボスと取り巻きがいる場合、取り巻きを言葉で一蹴してください。
取り巻きがボスの言葉を代弁してるなら「代弁してるお前じゃなくて、ボスに話がある」
などと言葉で一蹴し、ボスに「で、これはどういうつもり?」等と問いただしましょう。
でボスを煽る。手下を引き連れないと(口)喧嘩ひとつできないのか?
言いたいことがあるならお前が一人で来いよ、今ここで、できないの?腰抜け!とでも。
こうするとボスはタイマンを強いられます。
こういう相手は承認欲求が足りない集団が多いので、こうなる。
・取り巻き(相手に面子を否定されて腹は立つが、ボスの顔をたてられ手出ししづらい)
・ボス(ボスの顔を立てているので面子は保たれる一方、逃げたら面子が立たない)
・自分(複数を一度に相手にするより、ボスだけと勝負するほうが勝算が立つ)
この状態でボスを締めると、
・ボス(面子が立たない)
・取り巻き(ボスにかった相手に手をだしにくい)
負けても善戦出来たら周りの目が変わります。
なので、相手が複数の場合は、全力でボス対策して、ボスに一泡吹かせましょう。
だいたい相手は自分の有利な勝負をしかけてくるので、そこで戦う振りして
自分の得意分野の勝負をしかけてハメたおすようなところがベタな戦術か笑
相手がいじめならフェアもくそもないので不意打ちおk反撃が犯罪にならない範囲で。

相手が組織なら、少し難しい、というか時間がかかるでしょう。
正当な組織であればあるほど、内側から崩すのは難しいかと。
組織とはいっても、基本は人なので、誰が主導権握ってるか把握しましょう。
まあ、弱みを握って組織ごとつぶしてもいいんですけど、
そんなことに時間使うなら、自分で別の組織を立ち上げちゃうほうが良いと思います。
どうしても組織を締めたいなら、こんなところでしょうか。
・第三者を立てて、所謂内部告発。
・主導権を握っている人間のなかで、いじめ方向に権限握ってる人間を孤立させる
・いじめに携わるグループと個別に関係を築いて分断させる


まとめ
書いてて痛感しますが、いじめは応戦しても無益だと思います。
いじめと戦うより別の事をしておくほうが良いと思います。
無害化してしまうのが一番だと。
一番だめなのが「たえる」、悪い方向に行くだけだと僕は思います。
どれだけ耐えてもやる側の承認欲求が満たさらないと状況が変わらないと思います。
まるでFF、ドラクエの選択肢だけど、対いじめは
「たたかう」(反論反撃)、「にげる」(無視頼るも)、「ぼうぎょ」(たえる)かな。
ぼうぎょしたらさらに相手を増長するので全拒否で!
多くの場合、いじめの標的にされるのははじめに「ぼうぎょ」を選ぶひとです。
一人で抱え込むのが、一番やってはいけないことだと思います。
(それに周りが気付くのも大事だと思います)


  1. Wikioedia、いじめ
1円から支援が可能です笑。DIYや返済不要の自前の奨学金的等の参考になるかも笑
私の稼ぎが増えたら、Kyashを中心に寄付していこうと思います。持ちつ持たれつ笑

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