2020年3月17日火曜日

装置導入の講習会@X線結晶構造解析、京大宇治キャンパス#542

京大宇治キャンパスの農学研究科に、共通機器としてX線結晶解析用の装置が導入されました。今回は講習会に参加しました。私は素人なので、イメージをつかむことを意識してきいてました笑。リゾチームでしたら1時間程度もあれば充分に結晶がとれるとのこと。スクリーニング用はもちろん、ものによってはスプリングエイト等にいかなくても、論文等に使えるレベルの結晶を得られる可能性あり。1時間2,000円程度の使用料になることが想定されます。装置維持のために積極的に使って欲しいとのこと。サイドワークで結晶しこもうかな笑。機密情報とかじゃないので覚書のメモをアップ。
X線によるタンパク質の結晶構造解析の説明パネル
ドアの開閉とランプ
銀の部分を推して広げる
横にスライドする
もしくはしたのタブを動かすと
観音開き
 X線発生源等


装置の内側
 中はこうなっている。50,000Vの電源があるので、浸水等したらヤバイ。
 たちあげるソフトは3種類
左から順に立ち上げ。
 装置とのやりとりをしている。主にバックグラウンドで。
中央。






 まず4軸(2theta, phi,..., copper)
センタリング、結晶を中央に。×印ではなく、回転しても動かない位置へ。目盛は0.1mm
先に結晶を1つつける
セットする。紙を挟むとやりやすいとのこと。
90℃回転したらずれる
 棒みたいなやつを入れて回して位置を調製
 180℃回転
繰り返して軸が一致するか確認
 回転例
回転例



格子定数の決定




逆位相空間にて。ノイズの除去等も可。
より適切なほうを選ぶ、通常上2つ

ストラテジー、適切な測定方法を選択






読み込んで、さらに結晶の写真も撮っておく
 測定時に低温領域の滞在時間を短くしておかないと、凍るので注意
 ファストスキャンと本測定をやって、それから結晶の写真を得る
 ここらへんは経験不足でわからなかった笑
近くの休憩スペース
過去の施設見学から
京大宇治キャンパス、DNP対応NMRの見学
京都出張食べ歩き_京大宇治キャンパス付近のおススメ_#26
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