2018年5月13日日曜日

プロの料理を参考にパスタを美味しくしていきます&実験ノート考察_#88

プロの料理を食べるから、舌が肥えてくる。
自分で作るから、料理を見る目が肥えてくる。
外食と自炊は両方やるほうが料理が上手になる気がしました。
科学実験の延長で始めた料理ですが、確実に実験がうまくなった気がします。

僕が自炊を始めたころからつくってる料理、
トマト缶を使ったパスタをいろいろ推敲しているくだりです。
元々は三代目渡さんのレシピ1を参考にして作りました。
やっていくうちにツナ缶を使うのがお手軽で、確立したレシピがこちら。
レシピ

食材         (一人分)
パスタ         一束
にんにくチューブ    1 cm程度
トマト缶        1/2 個
ツナ缶         1 個
オリーブオイル(油)  大さじ1 + 大さじ2
塩           小さじ1
砂糖          大さじ3(もしくはメープルシロップを大さじ3) 
水           1000 mL (cc)   

手順
1. フライパンに油をしき(オリーブオイル大さじ1)、ニンニクを出して中火。
 
2. トマト缶を入れる
 ニンニクがパチパチとはね始めたら、トマト缶を半分スプーンでかき出しフライパンへ
 一旦弱火にする

3. パスタをゆでる準備
 鍋に1000 mL水を入れ、塩小さじ1入れ強火で加熱
 (塩を入れないとトマト感が強く酸っぱくなるので、この塩は大切!
4. フライパンに砂糖大さじ3、鶏がらスープ大さじ1を加える。

5. 鍋の水が沸騰してくるので、パスタを鍋に入れる。
 パスタの束を使って鍋をかき混ぜ、その流れでパスタを折り曲げながら鍋に入れる。
 6. フライパンの中をかき混ぜる。
 この時火を中火にする。
 焦げ付かないようにかき混ぜながら、ソースの水分を飛ばす。
 フライパンの底の部分がみえるようになったらツナ缶を入れる。
 その後同じようにかき混ぜ、ソースの水分を飛ばす。
 その間に、パスタが茹で上がっている。
 ソースの水分が十分に飛んだら、フライパンの火をとめる。
 パスタが茹で上がったら(目安時間ー1分程度)箸でフライパンに移す。
 オリーブオイル大さじ2を加え、かき混ぜて完成!お皿に盛り付ける。

ここからがアレンジ。
ツナ缶が切れたのでカツオ節を使った版
ツナ缶 1→カツオ節 約20 g、あとは上のレシピと同じ
こちらが先日、よくお世話になっているキッチンルミエールのコースのパスタです2
もちろんおいしいのですが、食べながら自分のパスタをアレンジしたくなりました笑。
トマトミートソース!作ってみたくなったんです!
丁度使われているオリーブオイルを教えていただいたので、使ってみました笑
変更点
ツナ缶 1→ひき肉 80 g
ニンニクを炒めた後でひき肉を炒める→半分くらい色が変わったらトマト缶を入れる
後は同じ(今回はオリーブオイルの部分をLAMOのオリーブオイルを使用)
思った以上においしかったです!
オリーブオイルを変えたら、油っぽさというか、ドロドロした感じがあっさりになり
本格的な感じになりました!(下の画像は楽天市場へのリンク、買えます笑)


やってて、やっぱりプロはレベルが違うな、って思うのは盛り付けの美しさと
最後の微調整。湿度あとか食材の状態みたいな、ちょっとした条件の変化は
味に効いてくると思うのですが、それを最後に微調整で整えてる。僕はまだできない。
レシピと食材が揃えばある程度にせるまでの難易度は高くないけど、
その後完成された作品に仕上げるところのレベル差は果てしなく遠いな、と思いました。
研究だとそういう微調整も考えることあるから、料理ではまだまだと自覚してます。
とは言っても、やりたいならやりたいでいいと思うので、気の向くままに作ります笑。
自分がダメだと勝手に決めつけて努力を諦めるのが下手の典型だと僕は思います。
とりあえず続けておくだけで、並くらいにはなるんです。
それすらやらない人のほうが圧倒的多数だと思います。
自分が上手いほうから数えて何番目くらいか気にしてたらうまくならないと思います。
序列なんかどうだっていい、やってれば上達する、序列は自然と上がると思います。
実力の序列を気にする時間がもったいないと僕は思います。
(中くらいから上のレベルだと話が変わってくると思います。ここでは入口の話です。)

ちなみに実験の場合、ノートを付けますが、過去にやった手順と同じなら引用します。
馬鹿正直に全部書くことは僕はしません。
このページで書いたみたいに、はじめはちゃんと書きますが、定着したら
〇日のノート△ページと同じ、等と1行で終えることもあります。
記録をつけるのは大事ですが、記録に神経質になって実験が遅くなるなら本末転倒です。
実験を円滑に進めるのが本質で、記録は手段ですから。本質を見失わないように笑。
記録すべきところは記録しますが、スピードも絶対に必要だと思います。
僕の拘りは、実験室には実験ノートを持ち込まないこと。持ち込むのはマニュアル。
過去の蓄積はマニュアルに加筆修正しながら蓄積する。必要な情報をメモする。
まず実験を始める前に、どういう流れで操作するかを頭に入れてから実験室に入る。
それでも抜けそうなところはマニュアルをA4の紙に書いて確認。記録は一旦そこに。
ノートは記録するものという扱いで、記録はデスクで。
(他の人には求めないです。それぞれのやり方があると思いますし)
このレシピみたいに繰り返しやってることは自然と頭に入って
手順や分量を見なくても覚えてるので笑


引用等

  1. 簡単!トマト缶で作る本格トマトパスタ、食べログ
  2. 懇親会から@中之島、福島_カフェテリア スコラキッチンルミエール_#85

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