前のに「[不服の極み] 研究室主催者の最終選考で落ちた結果、研究費と仕事を失いました」という投稿をしました。そこから給付を受けて、生活の資金がある程度確保できることになったので、次の職を探しつつ、ブログも含めてその他の活動をしていますが、SNS等、他の人の成功の話はどうしても目に入るし、逆に私以上に理不尽な目に合う人の話も耳にします。どうしても他人と比較になりがちになると思いますが、比較したとして、状況が変わるわけではないし、自分のメンタルを健全な状態に保つほうが大事だと思います。そうはいっても諦めとか妥協とかではなく、勝つための一手として、「独自路線で一定の立場を作る」ことがこういう時だからこそ働くと思います。
アイシールド21 325th downよりエリートコースを意識するかどうか
一般的に、何かをやろうとすると、所謂エリートコース、成功したらこういう風になるんだろうな的なレールがイメージつくと思います。~歳までに〇〇する (できなければ失敗、できれば成功) といったものもある意味その類でしょうか。目指すのはもちろん悪いことではないのですが、エリートコースを意識すると、必然的に順位付けをすると思うんですよね。〇〇という規格で評価すると自分は××より優れていて、△△より劣っているとか。競争と言い換えても良いかもしれません。さて、この比較に意味があるかどうか、というところを見ていくと、自分が正直集団の上位に乗っていて、トップ層を狙える位置にいる場合は競争を意識する意味があると思うのですが、自分が中位以下の序列にいる時は、集団の中の位置づけを意識しても優位に働かないと思うんですね。競争という土俵に乗るなら、上を取れる状態であれば走る意味があると思うし、下位に甘んじるのであれば上を取れないことがほぼ確定してしまうので、素直に上を取りに行く営みよりかは、いずれ競争に復帰するとしても、一旦別の路線から横付けする状態、あるいみショートカットを狙うのが勝ち筋なんじゃないかと思います。
競争に乗る事と諦めることは別
では競争に乗らなければダメか、というとそんなことはないと思います。エリートコース論を地で行くならですね、最初から最後まである程度以上の位置に位置付けてないとダメ、ということになってしまうのですが、勝利という観点からすると、途中経過で勝っていなくても後から抜かしてしまう方針、例えば10戦中9敗したとして、最後の1戦の比重が重いなら、最初9戦落としても最後の1戦とれば勝ちということもあるかもしれません。エリートコースに乗ってないと思ったら目指すべきは、こういう勝ち筋なんじゃないかな、と思います。良くあるのが、エリートコースに乗れなかったら、自分はダメだ (劣っている、弱い等) と自虐したり、運が悪かった、誰かのせいだと他責に走ったり、適当な何かに八つ当たりしてみたところで (酒だとか、~に逃げる的な方向もこの類でしょうか)、その先は明るくないと思います。下を向いたところで、良い方向に進むことはないでしょう。そうはいっても、上を目指していた人にとって、上を目指せない位置にいるのは好ましくない状態でしょう。こういうときは、一旦序列を度外視して、独自の立ち位置を確保するルートに一旦進むのが良いと思います (あきらめるとは別)。
0 件のコメント:
コメントを投稿