先日第五中足骨を骨折し、松葉杖生活を強いられております。実際足にギプスつけて松葉杖で移動すると、怪我前の1/3~1/5くらいの速度でしか歩けませんね。非アスリートの一般人はせいぜいこんなものでは? そもそも徒歩で10分の距離を天候等が良くても30分以上かかるわけですわ。濡らすわけにはいかないし、かといって両手がふさがってる時傘をさすのは危ないし、そもそも滑る地面を松葉杖で歩くのは転倒や水を被るリスクがあるわけで。可能ならDoor to Doorで移動したいわけですよ。#バリアフリー がないのは 提供側より #ユーザーのせい だと思う。— 神庭圭佑: 科学者&個人投資家&グルメブロガー (Keisuke Kamba, Ph.D.) (@KambaKeisuke) January 7, 2020
雨だからとタクシーじゃなくても良い奴まで、タクシー使うせいで、空車が出来ず、配車すらされず待たされる。
骨折で他の手段とりたくてもできないから仕方なくタクシー使ってる身としては、クソども死ね、くらいに思った。
そうすると、車での移動が考えられるのだけど (そもそも道路に出るまでが大変だったりするのだが) 、一人暮らしで、車を使用できる状況になく、家族に介助してもらえない場合、通勤や買い物等の必要な外への移動にはタクシーを使わざるを得ないこともあるわけです。
しかし、雨の日は、配車アプリ、コールセンター経由でもなかなかタクシーを手配できなかったです。酷いときは、配車までに60分以上待たされました。(エリアにもよるでしょう。僕がいるエリアはタクシー会社が台数をかけていないエリアです。それを考慮したうえで、) あまりに長すぎるので、コールセンターに流石に長すぎる、こちらは松葉杖だ、との事情を伝えたところ、
①雨の日はタクシーを使う人が多く、空車が出づらい
②アプリだろうがコールセンターだろうが、空車が出ないと配車されない
③車椅子には、専用の車を使う
との回答が得られました。私は、タクシーの運転手やコールセンターの問題ではないと思います。故に、現場対応している人たちを非難してません。もしかしたら、若者より老人に優先的に配車するシステムが使われているとか、常連客向けの優先配車等はあるのかもしれません。あったとしても、それを現場の人に言うのは筋違いでしょう。やるなら、上層部やプログラムを作っている人に届かなければね。おそらく問題の本質はタクシー会社にはないと思うのです。もちろん、怪我や障害などの情報を伝えれば、怪我をしている時のみ優遇が受けられるサービスがあればいいな、と思いますが、問題の本質はそこではないと思います。
私が気にくわないと思ったのは、客側。すなわち、雨の日はタクシーを使わなくても問題ない人が積極的にタクシーを使うせいで、タクシーでなければ移動が難しい人に車が回ってこない事です。確かに周りの人は、松葉杖の状態だと、いろいろ優しくしてくれたり、気を使ってくれます。一方で、タクシーを自分が乗っている間、誰が待っているか、等については気が回らない人が多いのではないかな、と思うのです。優先席に、優先席ではなくても問題ない人が座っている状況と似た印象でしょうか。社会のシステム、というより、使い手側の配慮なのかな、と。
体が戻ったら、私は自分がタクシーや電車の席等、他に選択肢がなさそうな人がいそうなときは自重するようにしようと思います。空いているなら使うこともあるでしょうが、それを必要としていて、他に方法がない人もいるということです。もちろん、自分さえよければ良いというわけではないでしょう。自分さえよければ、という主張をする人がいれば、法外なお金を払うくらいは必要でしょうね、プライベートジェット等、でなきゃ私物化は拒否すれば良いでしょうね。バリアフリーとして設計されたシステムがバリアフリーとして機能するためには、使い手の配慮が問われると身をもって感じました。タクシーに関しては、「車椅子以外はバリアフリー等ない (他の客が配慮しないので)」という印象です。
骨折の話はこちら。
年始から骨折して緊急外来、一人暮らしは非バリアフリー生活_#493
https://ofuro-wa-shifuku-no-hitotoki.blogspot.com/2020/01/493.html
京科学者のキレイになる実験ほか_ブログ内神庭研究室
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