内容
1. はじめに、主治医の先生からの電話
2. 手術するか、しないか悩んで
3. 事前検査
4. 手術に向けて
5. 手術、スクリュー挿入...
1. はじめに、主治医の先生からの電話
帰省先で1/2に第五中足骨を骨折した話の続きです。エピソード4。帰省先の鳥取県から京都府に戻り、職場の近くの病院で改めてギプスで固定してもらっていました。当初はずれが小さいなら手術はやらない方向で (保存的治療) でいこうと考えておりました。
第五中足骨骨折日記3_足を固めてのUターンと固いギプスへの付け替え_#947
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京科学者のキレイになる実験ほか_ブログ内神庭研究室
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第5中足骨骨折・いわゆる下駄履き骨折と疲労骨折|一般社団法人 日本骨折治療学会 骨折の解説
2. 手術するか、しないか悩んで
主治医の先生が、わざわざ直々に電話をかけての提案な点、診断画像を見て、他の先生たちと話したうえでの判断、ということなので、やはり、「医師としては余程嫌でなければ手術をする方がいいよ」と言われていると思いました。すでに満足に体を動かせない、好きな風呂や運動、仕事を制限される生活に疲れていたので、早く治したい、という方向に心が動きました。正直、あと3か月ギプス生活は嫌だ、と手術の場合も感染症等のリスクや、体に人工物をいれるリスクがありますが、今後の生活で運動強度を落としたくないと思い、手術を決断しました。そのほうが結果として早良い状態で仕事にも復帰できると思いますし。余談ですが、私は睡眠時間は削らない派です。睡眠を削ればパフォーマンスが落ちるわけで、パフォーマンスが低い状態で長く行動するより、充分休んでパフォーマンスが良い状態で短時間で片付けるほうがそもそも好きです。だから、案ずるより産むが安し、さっそく家族と職場にその旨を伝え、抑えてもらった日程で早期の手術に臨むことになりました。
3. 事前検査
手術にむけて、まずは手術する人が手術に耐え得る体かどうか検査することから始めます。結論から言うと、私の体は「健康そのもの」という所感だそうです笑
具体的には、まず検尿、血液検査、身長と体重の測定。心電図と血圧の測定。肺活量の計測、エコー検査 (血管 (静脈) を見て (静脈を観察して、後に血栓等ができて危険な状態になることを防ぎます))。最後に、足のレントゲン写真 (手術後にも撮影し結果を比較します)。それから入院関連の手続きを勧めます。
手続きですが、まず、手術の保証金を3万円支払い、入院時のパジャマ等のセットをレンタルするか決めます。自前でもってくることもできますが、よほどのことがない限り、病院で用意してもらえるものはレンタルのほうが良いと私は思います。入院費用に比べたらアメニティグッズのレンタル代等微々たるものです。持参するべきは、替えが効かないもの、すなわち、貴重品、下着、防寒具、靴等の院内を歩くための履物、暇つぶし (PC、漫画、携帯、ゲーム機等)。というのも、病院それぞれにやり方やあるので、病院が用意しているレンタル品は必要なものが一式揃っているのでそのほうが楽です。例えば、僕が入院した病院では、アメニティセット、基本セットが全部合わせて1日400円くらい (パジャマ、タオル、シャンプー、歯ブラシ、コップ、タンブラー、ティッシュ等を全て合わせて)。パジャマ、タオル等はレンタルであれば使用後に病院が洗って替えを持ってきてくれますが、自前で用意する場合は自分で洗うか、家族に持ってきてもらうことになります。食器類やコップ等もレンタルで、お茶をタンブラー的なもので汲みに行くスタイルでした。そもそも骨折の一人暮らしですから、大荷物を持ち込むことができないので、持ち込むものは必要最低限に抑えて、後は病院で借りてしまう方が楽です。
4. 手術に向けて
安い大部屋を希望しましたが、大部屋は満室のため、初日のみ個室となりました笑。レイアウトは大部屋とさほど変わりません。違いは他の人がいない以外に、部屋の中にトイレがあることでしょうか。承諾書の類はこちらで書いて看護師さんに渡します。医療費が高額 (30%負担で20万円を超えるくらいが相場とのこと) になるため、忘れずに高額医療の申請 (病院でもらう) をします。手術後は風呂に入れないので (皮膚を切開する都合、濡らせないので)、まずシャワーを浴びて体を洗います。やっぱり、私は不潔な環境ではストレスが溜まりますね。たぶん手術で早めにギプスを外す選択は、そういう意味でもよかったのでしょう。
大部屋ではテレビは有料ですが、個室にいる間はテレビを無料で見れました。正直、怪我をしていると何もしていない時間 (夜寝る時とか) のほうが辛いですね。何かに集中している間は痛みから気がまぎれるので。とはいっても、痛みが強いときは何かに集中する気力がわかないのが不思議ですね。折れたのは小さな骨一つで、別に、心を折られたわけではないのにね笑。人間って脆いな、と思います。ちなみに、手術前日は慣れない環境、手術への不安のせいか、ほとんど眠れませんでした (1時間くらい?)。
共用の談話室にて、間食。カスタードまんじゅう@セブン、味D
手術前の朝食です。地元、鳥取の牛乳!
手術は1/10の15時ごろ。当日の朝食まで食べられます。お昼は経口補水液で水分を補給します。手術前3時間の飲食は禁止です。というのも、手術では全身麻酔を使うから。胃腸内に飲食物が残っていると、はき戻した場合に窒息する恐れがあるからです。もし飲食をしてしまうと手術は延期となるので注意しましょう。手術前に大部屋に移動しました。
5. 手術、スクリュー挿入...
手術では全身麻酔を使います。要するに、寝ている間に全部終わっています。まず心電図、血圧、脈拍を量り、膀胱に管を差し、酸素マスクを取り付けます。それから点滴をつけ、点滴から薬が投入されます。麻酔が入って、1分もしないうちに意識がなくなっていて、気づいたらもとの病室でした笑
どうやら、手術後に目を覚ました後は饒舌だったようで、主治医の先生等とも話をしていたようですが、全く記憶にございません笑。酒に酔ってるときの絡み的な感じかなぁ?私は酔ったときは絡むようなので (とある重鎮大御所と肩を組んで周りからドン引きされるも、本人からは気にかけられる等)笑。まあ、酔ってなくても重鎮大御所の類に近づく分には抵抗がない性格ですが笑
気付くと手術後の足の写真をもらっていました。図のようにスクリューが入っています。その結果、骨の隙間が埋まっています。最も手術にも上手下手があり、私の場合は、初めから手術ができる病院で治療を開始した (できるように紹介してもらった) ことが大きいと思います。
手術後は左手首に点滴、右手に血圧計、胸に心電図の計測装置、膀胱に管 (これが痛くてむかむかして気持ち悪い)、左足はシーネ、右足は加圧ソックス、鼻には酸素チューブと、全身をほぼ拘束され、ベッドに磔になっている状態ですね笑。麻酔がまだ残っているので、足は右もほとんど動かせず。手は動きました。寝る時には酸素チューブと血圧計は取れましたが、この状態では私はほとんど眠れませんでした (この状況で落ち着いて寝られるのはよっぽどの方だと思います笑)。痛みは手術前より強かったですが、折れた足を地面に付く痛みを5とすると、3くらいのものでしょうか。
ちなみに、抜糸等が不要な切り方をしたそうです。2週間くらいすればに自然にくっつく (ただしその間は濡らせない) との事。動かす分には問題ないそうです。
手術後の夕食、空になってるやつは朝食とおなじみかんです。手術後5時間あけて食事がとれるので、通常18時の食事が23時でした。といっても、この日はほとんど寝れていない、というか落ち着いて寝れる状態じゃなかったので、食べているほうが良いですね、時間が潰せて笑。というか、やっぱり自分で食って飲んでなんぼですね。やっぱり健康でないとね笑。
新しいシーネです。軽くなってます。しかし、最初は足にしびれがあり、手術した部分が痛かったので、痛み止めを食後にもらいました。
手術後の朝食です。
朝食後、点滴がひと段落したら、膀胱から管を外してトイレへ。正直、この管が一番気持ち悪かった笑
なぜか、手術した次の日の朝食後から、しゃっくりがでました。看護師さんに聞いてもそういう例はあまり聞かないからわからないとの事です。なんでだろ?
年始に骨折した話。
年始から骨折して緊急外来、一人暮らしは非バリアフリー生活_#493
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