夢を追うのは若者と成功者だけではないと思う、という話
今回の中高年というのは、若手より年上~高齢者より若い層としています。近年、若手 (新卒とか、~取得X年目とか) にチャンスを与える、みたいな話があります。それは良いことだと思います。
一方で、就職氷河期世代など、中高年の待遇、例えば中途採用であったり、転職市場をみてみると、特定の経歴とマッチしない層は、条件の良い待遇が少ない印象を持ちます。
- 社会的に問題ない団体等でしっかり務めた経験 (学校も含む) があって
- 犯罪や懲戒などの違反や、ギャンブルといった格別問題行動もなく、健康で
- という状態の人間が、所謂エリートや出世コースの外に出た場合
- 犯罪を犯したような人間と大差がないような待遇、賃金で雇われるような選択肢を見せられたとして
- そのが幸せと思えるか甚だ疑問に思いますし、
- それをみた若い世代が、(ああいう中高年になりたくないと )その業界の挑戦を敬遠することにつながる悪循環に思います。
- 仮にそういう「まっとうに働いていた (教育を受けた) 中高年がエリートコースを外れた結果貧困になる」というのであれば、政治とか行政側にも責任があると思います。
現実問題、日本で定年まで同じ会社にずっと勤務するみたいな形態から外れつつある現代では、新卒と中年を入れたとして、勤続年数に優位な差はないかもしれない、と思います。同じ能力であれば、若い方が優先というのはあると思いますが、若いからと言って残るとは限りませんしね。
若手層、エリート、成功者だけに偏った肩入れ (特にキャリアの若い時期の成果でその後がほぼ決まってしまうような状態) をするとどうなるかというとですね、以下のようなことが起こりやすい傾向があると思います。
- 運ゲーになる (人生の早い段階で選択肢に出会えた人が有利)、能力勝負の要素が減る
- 囲い込み、青田買いの温床 (ベテラン世代が、自分のために利用する、一部の人間に都合が良い人が優先的に残る可能性)
- 特定の人間の意思が介在しやすい (成果を盛るとか、妨害して蹴落とすとか、嘘をついてでもとりあえず立場をとったもの勝ちみたいになりやすい)
- 人材の空白が生まれ、より待遇の良い別の業界に人材が流入する可能性
じゃあどうしたら良いか、考えたとき、私が思うのは、
「能力があって素行に問題なければ、外様が成功者ルートに乗れる」
ということだと思います。必ずしも権威のようなものを否定するのではなく、強い奴はエリートに割って入れるようにしておく、逆転や追い抜きが可能的な。若手の支援は正しいが、エリートコースから外れた中高年を損切りとか、低賃金、低待遇に放り込むのは違うと思います。
残りの人生を諦めて、あるいみ「誰かの奴隷」として納税だけして生きる、みたいな選択をやりたい人間はいないと私は思います。老人が老衰させてもらえない、働いて納税せよ、というのであれば。仮に家庭を支えていたとしても、家族のためにリソースを使えども、自分にもお金や時間をかけるくらいのことは、中高年にも必要だと思います。何かを悟って、自分はこんなもんだ、と考えて分相応に生きようみたいな生き方は、私なら嫌です。だからブログとかをしているわけで。中高年が夢を見れない社会は衰退すると思います。
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