2026年6月2日火曜日

キャリアの基準値を守れ ~安売り連打を避けるために~

どんなに能力が高くても、活用される機会がなければ第三者には「無能」と変わらないように見えてしまう可能性がある。手を差し伸べられるまで耐えるためには、お金が重要だ。私は科学者としてのロストカットを株運用で一部相殺したことで、自身の安売りを回避し、次の機会を掴むことができた。

特に気をつけたいのが「繋ぎの職」で待遇を下げてしまうことだ。前職A(高評価)→繋ぎB(低待遇)→Cと移ると、Cの評価はBを基準にされやすい。さらにC→Dと続けば、BCがキャリアの基準となってしまい、Aの実績は過去のものとして参照されにくくなる。結果、キャリアは先細りする。

だから私はポスドクなどの繋ぎ職を転々とするキャリアを拒否した。BのレベルをAより高く(年収でも価値でも)引き上げ、安売り連打を防ぐことを優先した。

職を転々とするほど、過去の輝きではなく「直近の基準」で評価される。一度自分のキャリアの基準値を下げてしまうと、再び上げるのは困難になる。少しでも良い選択をするためには、なるべく価値の高い道に進むほうが良いと私は思う。

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